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2026/10/23

お知らせ・イベント情報

「天国に持っていきたい」ークララ・シューマンが愛した名曲を間近で

12月5日、三軒茶屋駅から徒歩1分の隠れ家的なサロン「サロンテッセラ」で、ヴァイオリン2台とピアノのコンサートを開きます。

共演するのは、若く才能あふれるヴァイオリニストのお二人。ご一緒できることが、今からとても楽しみです。そして、練習を重ねるほどに幸せを感じているのが、曲目がどれも素晴らしく素敵なこと。今回はその中から、2曲をご紹介します。

シンディング:セレナーデ

ヴァイオリン2台とピアノという珍しい編成の曲です。私も今回初めて知ったのですが、弾き始めてすぐに大好きになりました。親しみやすい旋律、快活で前へ進む推進力、そして希望に満ちた明るさ。聴いていると、自然と心が弾みます。

作曲者のシンディングは、グリーグと同じノルウェーの作曲家。そのせいでしょうか、グリーグと同じように暗さがなく、爽やかで前向きな響きがあります。小さなサロンで、ヴァイオリン2台とピアノの掛け合いをぜひ間近でお楽しみください。

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」

こちらはブラームスの名曲です。この曲には、胸を打つ背景があります。

ブラームスが献身的に支え続けたクララ・シューマン。その息子フェリックスは、ヴァイオリニストになることを夢見ながら、24歳の若さで世を去りました。このソナタは、ブラームスがクララに贈った作品です。

第2楽章の冒頭の旋律は、えもいわれぬ優しさと深さをたたえています。これは、闘病中のフェリックスに贈られたものです。第3楽章には、6年前のクララの誕生日に贈られた、彼女の好きな歌曲「雨の歌」の旋律が使われています。クララはこの曲を「フェリックスのいる天国に持っていきたい」と語ったそうです。

若くして亡くなった人を思う悲しみは確かにあります。けれど、この曲から伝わってくるのは、落胆や暗さよりも、思いやりと深い愛情。弾いていると、心が洗われるようです。

明るく弾む「セレナーデ」と、優しく心に沁みる「雨の歌」

目の前で響くピアノ、すぐそばで歌うヴァイオリン。サロンならではの距離で、楽器の息遣いや音の余韻まで感じていただけます。今回はピアノもヴァイオリンと対等に語り合いますので、ピアノがお好きな方にもたっぷりお楽しみいただけます。

公演情報

  • 日程:12月5日(土)

  • 会場:サロンテッセラ(三軒茶屋駅より徒歩1分)

  • 開場:13時

  • 開演:13時30分

  • 料金:4,000円(ドリンク付き)

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