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2026/03/23
春のコンサートが終了しました。
私はグリーグのピアノコンチェルトと、ブラームスの作品118-2を演奏しました。
今回グリーグは演奏するのが初めてで、テクニック的に難しいところはあまりないものの、というか、演奏すること自体に難しい部分があまりないからこそ、どう演奏するかというのが逆にとても難しく、心身共にあっぷあっぷでした。
グリーグの音(おんしょく)、構成を捉えてどこを一番言いたかったのかを考えること、音楽のドラマ、メロディーと伴奏のバランスの難しさ、オーケストラと対話できる音を出すこと・・そういったことをずっと考え続けていました。
少しでもグリーグの音楽に近づきたいと思って努めた日々は幸せでもありましたが、やはり片手間ではできず、新しい曲を準備をするというのは本当に大変なことなのだと痛感しました。
そしてブラームスの作品118-2。
この曲のことを私は本当に愛しく思っているので、こちらもまた、ブラームスの思いに少しでも近づきたいと思い、本を読んだり調べたりしながら準備をしました。
ブラームスの時代のクレッシェンド・ディミニュエンドのマークにどんな意味があるのかや、ブラームスのドルチェとはどんな意味を持つのかなど、改めて知ることもありました。そして知ることで音楽を理解でき、ああでもないこうでもないと試行錯誤しながら、「こうやって弾けばいいのではないか?」という気持ちに辿りつけたのが演奏の1週間くらい前でしょうか。
もう20年も前に出会い、何度となく弾いてきた曲にも関わらず、やはりいつになっても「これでいい!」という完成形はなく、歳と共にわかることもあったりして、本当に深い曲なのだなと改めて思いました。
演奏しているときにはできれば私の存在は消えて、そこに音楽が現れるような演奏をしたいと思っていました。
聴いて下さったお客様に楽しんで頂けていたら何よりの喜びです。
お忙しい中、お時間を作ってコンサートにいらして下さった全てのお客様に、心からの感謝を。
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Piano Lesson 美しの森
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