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2026/02/05

3月15日のこちらのコンサート、私はグリーグのピアノ協奏曲と、ブラームスから作品118-2を演奏する予定です♪
グリーグはノルウェー出身の作曲家。
その中でもピアノ協奏曲は傑作と言われ、多くの人がきっとどこかで耳にしたことのあるのでは?というくらい人気の高い有名な曲です。
曲の始まりはティンパニーが弱音から思いっきり盛り上がったところで、ピアノが激しく流れ落ちるような独奏を奏でます。一度聴いたら忘れられないくらいに印象的。
私は最初これは絶望か何かの人間の感情かと思っていて・・・しかしそう思って弾くとどうにもこうにも先につながらずかなりの違和感がありました。
恥ずかしながらグリーグの作品は小品を少し弾くくらいで殆ど触れずにきてしまったのですが、調べてみるとこの冒頭のかなり印象的な音型は、フィヨルドの滝が流れ落ちるイメージだそうです。
そう思ってこの曲全体を弾いてみると、人間の複雑な内面を曲にしたというよりは、ノルウェーの澄んだ空気や風や光が感じられたり、北欧のおとぎ話に出てくるような妖精(トロール)のようなものの気配があったり・・・。
夜が明けるときのように、自然の色彩がえもいわれぬ美しさで移り変わっていく様であったり、それがまた何かの変身のように感じられたり・・・と、人間界のごてごてどろどろした感じがなく、清廉な感じがするんですよね。
人間の感情を描くにしても、複雑な内面を吐露するのではなく、大自然を目の前にしたときの、思わず神様に祈りたくなってしまうような気持ち。
そんなことを感じるようになり、この曲が長い間傑作として多くの人に愛されてきた理由が分かるような気がしました。
作曲家が何を表現したかったのか、どんな表現が適しているのか・・・
今、楽譜から色々なことを読み取ろうと試行錯誤しています。
それはそれなりに大変な作業ではあるのだけれど、理解したいと努めている間に曲の魅力が段々分かるようになり、こんなすごい曲を25歳で書いたグリーグってホントすごい!!そしてこんな曲を残してくれて、こうやってこの曲に触れることができて、本当に幸せだなぁと思うようになりました。
もう1曲演奏するブラームスの118-2との出会いは20年以上前になります。
初めて聴いたとき、「こんなに美しい曲があるんだ・・」と心が揺さぶられたことを覚えています。あまりに好きでずっと弾いていたら、普段ピアノを弾かない妹までこの曲が好きになり、私のピアノを毎日毎日何時間も聴いているうちに弾けるようになってしまったという…(笑)
そんな思い出もある、私にとっては愛しい曲です。
少し長くなってしまったので、こちらの曲については次回書きますね。
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